保護ネコカフェで出会った。盲目のネコさん。
当初。私の感想は、目が見えなくて「可哀想」と感じていました。
しかし、当の本人(ネコさん)は、元気に他のネコさんと一緒にボール遊びをしたり
全力疾走で追いかけっこをしたりと
お世話を通じて、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、驚きと感心させられる事ばかりになりました。
ペットショップやテレビで見かけるネコさんは
健康で身なりの綺麗な子が多いので、私自身
ネコはそれが、普通。当たり前の世界だと感じていました。
しかし、保護ネコカフェで出会ったネコさん達は
悲惨んで、過酷な環境を生き抜いてきた子が多く、後遺症を煩い薬を飲み続けないといけない子
見た目は小綺麗でも心に深く傷を負い、人間嫌いになる子など様々です。
少しずつ、時間をかけてヒトにも、ネコさん同士でも仲良く生活できるように慣れて貰える様に
根気強く接しています。
ネコは人のことを『自分より大きなネコ』としか思っていないと聞いたことがあります。
ふと盲目のネコさんの事を思い出し
私の側にきて、匂いを嗅ぎ分け、他のネコさんにグルーミングするようにザラザラした舌で手を舐めてくれます。
なんだか、ネコに認められた気分で嬉しくなります。