先日、隔離期間を終えカフェにやって来たネコちゃん。
(シェルターでは大勢のネコちゃんが集団生活を行う為、病気や感染症の有無が確認されるまでボランティアさんの自宅で過ごし隔離期間を経てカフェにやって来ます。)
年齢は分かりませんがとても人なっこくいつも足元へスリスリ
とても可愛い子です。
ブラッシングをしていたら、背中と左脇の皮膚がハゲがており不思議に感じた私は、原因を知るために
様子を上司に報告したら‥返答に耳を疑ってしまいました。
「前の飼い主さんがハーネスで繋いで飼っていたからできた跡だ」と。
ネコは室内で自由に歩き回り過ごしているものだと思っていた私は、本当に驚いてしましました。
ネコは大きな音や声にビックリしてパニックを起こし大暴れする事があります。
パニックになったネコちゃんを無理やり止める事は大変、危険です。
噛まれたり引っ掻かれたりして飼い主が怪我をしてしまします。
パニックを起こしたネコちゃんに対して行う行べき動は、ネコちゃんが「落ち着くのを待つ」です。
私も正直パニックになったネコちゃんを目の前にしたら冷静に対処できるか不安に感じますが
意識して行動できる様になる為とブログを見てくださっている方の役に立てればと思い書きました。
話をハーネスで繋がれていたネコちゃんに戻しますが
ハーネスで繋げる行為は、犬好きさんがネコを飼うと暴れる事を嫌って紐で繋げてしまったり他にも部屋やキャリーに閉じ込める
といったパターンもあるそうです。
色々と理由があるかもしれません。
物をひっくり返したり、柱を爪研ぎにしてボロボロにしたりと
若く幼いネコちゃんは人間が想像していない行動をするため怪我なども起こします。
しかし、必要以上にネコちゃんの自由を奪う行為はやめて頂きたいです。
ネコを飼い慣れていなかったり、ネコとの過ごし方で悩みを抱えている方が沢山いるのだろうと
保護ネコカフェで働くようになり初めて感じる様になりました。
色々な事情、悩みを一人で抱えこまえない様に
ネコの特性やカフェにいるネコちゃんの姿を知って頂き、ネコへの接し方を考えるきっかけになれれば幸いです。