今日は、いつもの保護カフェ・シェルターとは別の内容です。
『猫の多頭飼育崩壊』ニュースなどで見聞きされたことがあるとか思います。
目を背けたくなる程、悲惨な環境で過ごしていた猫さん達。
昨年、多頭飼育崩壊の現場から31匹の猫さん達を保護し、ボランティアの方の借家でお世話を行なっていました。
そして今日、終生シェルターとして環境を整えた新しい家に29匹の猫さんの引っ越しをこうなうという大仕事を終えてきました。
私は、多頭飼育崩壊の現場の猫さんたちのお世話には携わっていませんでした。
理由は、劣悪な環境で過ごしていた猫さん達はカビや猫風邪の症状が酷く保護猫カフェの子達に感染させてはいけないから
その為、写真やお世話に携わっている方々の話を聞いて状況を把握していました。
数ヶ月にもおよぶ懸命な治療とお世話の甲斐もあり状態が改善した猫さん達。
今日ようやく引っ越しのタイミングで会うことができ
本当に、「生きててくれてありがとう」と作業を終えてホッとした瞬間に込み上げてくるものがありました。
多くの方々に協力して頂き無事に終えた引っ越し本当に良かったです。
改めて一度に沢山子供を産み、生後半年が過ぎれば発情期がくる猫の生態を理解する上で、避妊去勢は必要だと私は主張します。
多頭飼育崩壊の現場にいた31匹の猫さん達は、飼い主が亡くなり、全頭殺処分の対象となっていました。
家の中はゴミ屋敷になっており糞が山のように堆積していました。
これからは、快適な空間で良質なご飯と綺麗なお水をたくさん飲める環境で過ごすことができます。
保護ネコカフェで働くスタッフとして今日はとても貴重な1日を過ごすし、この状況を発信ことで1人でも多くの方に現場を知って頂きたいです。
最後に、みんなと一緒に保護され病気の治療を頑張っていましたが昨年の5月に亡くなった「さつきちゃん」
これからも天国でみんなのことを見守っててね。
今日嬉しかった事は
新しい布団カバーを夫が買ってくれていたこと
可愛い柄でしっから睡眠をとって身体を休めます。